
ソフトバンクが福岡移転後初のリーグ3連覇を達成した。優勝マジック「2」で迎えたオリックス3戦で勝利。今季最長の9連勝を決め、2位西武が敗れたため、南海時代の1966年以来、球団60年ぶりの快挙となった。
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最下位の楽天はリーグ3連覇を達成したソフトバンクに対し、今季は9勝11敗と善戦している。6位と1位ということもあって33・5ゲーム差をつけられたが、直接対決では粘り強く戦えている印象だ。
それを裏付けるように、勝ち負けを問わず3点差以内の接戦で決着したのは20試合のうち11度。7月11日に先発ホセ・ウレーニャ投手(35)が初回7失点と炎上し、7点差で敗れたのが最大得点差の試合だ。2ケタ失点は6-10で敗れた8月2日の1度のみとワンサイドゲームはそれほど多くなかった。
ただ、11敗に目を向けると3回までの序盤に失点した試合が8度あった。早々と相手ペースでの戦いを余儀なくされ、そのまま押し切られる展開が目立った。
特にこの2人が天敵として立ちはだかった。栗原には20試合で打率2割9分3厘、5本塁打、19打点、決勝打は4度、柳田には17試合で打率3割1分3厘、4本塁打、15打点、決勝打は2度記録され、ここぞの場面で打ち込まれた。
一方で早川隆久投手(28)の奮闘が光った。ソフトバンク戦は5試合に登板して3勝1敗、防御率2・65。左腕は上位との差を問われた際に「正直、あんま差は自分の中では感じてない。投打がかみ合えばいいのかなっていうところだったので、ピッチャーもバッターも波を減らしていけば、来年はいい順位に行けるかなと思う。ちっちゃいところの積み重ねを詰めていければ」と話していた。
現状、ソフトバンクはパ・リーグの全球団に対して勝ち越している。ただ、楽天は直接対決を5試合残しており、王者相手に今季のカード勝ち越しを決められる可能性はまだある。
吉井理人監督(61)体制2年目となる来季の躍進につなげるためにも、最後の最後にソフトバンクをたたいて意地を見せたい。
