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【日本代表】U21大岩監督「良い勝ちだったのでは」相手の守備に苦戦も4大会ぶりVへ白星発進


【写真】日本対香港 後半、ゴールを決めチームメートと喜ぶ永野修都(右から3人目)(撮影・宮地輝)

<愛知・名古屋アジア大会:日本2-0香港>◇16日◇1次リーグA組◇第1戦◇豊田ス

28年ロサンゼルス五輪を目指すU-21日本代表が、自国開催で4大会ぶりの頂点へ白星発進を飾った。来年3月以降はA代表と兼任する大岩剛監督(54)に率いられた若きサムライたちが、U-23香港代表に2-0勝利。途中合流する海外組を除いた19選手で2戦目まで戦う異例の編成で、重要な総合国際大会に挑む。

  ◇  ◇  ◇

雨の中、重圧のかかる初戦で勝ち点3をつかんだ。大岩監督は「相手チームが素晴らしい守備をして苦労したけど、初戦なので、良い勝ちだったのではないか」と安堵(あんど)した。

相手の守備ブロックにやや苦戦しながらも、攻守に統一感を持って戦って前後半に1点ずつ奪う。フィールドプレーヤー16人中、15人を起用して勝ち切った。

初戦は19選手で戦った。背景にはアジア大会特有の難しさがある。登録23人のうち1、2戦目までは国内組19人だけの活動となる。大岩監督がこう明かした。

「人数制限のないリストを4月くらいに出さないといけない。5月には、イレギュラーがあった時に差し替え可能な30人のグループをつくらないといけない。そこから23人を選ぶ。だから30人は確実に呼べる集団じゃなければいけなかったことを知っていてほしい」

FW後藤啓介、FW塩貝健人、MF佐藤龍之介らA代表経験のある海外組は選外。トップカテゴリー(A代表)優先の原則もありつつ、彼らの比重を高めればチーム編成が難しくなることを考慮した選考だった。

海外組は、国際サッカー連盟(FIFA)が定める代表活動期間外に招集することができないため「もし(国外から)10人を呼びたいとなると、最初は10人いない状態で1、2戦をやることに。(メンバーに)入れておくことのメリット、デメリット」を勘案した。

32年ぶりの自国開催で優勝は使命だ。2歳上で本気の韓国に3連覇を許しており、自身の1度目も含めて日本は2大会連続で決勝で敗れている。借りを返すべく、全体のバランスも見ながらスタッフで議論を重ねて最善の23人を招集した。

指揮官から「B代表」と称されている世代。2年後のロス五輪、さらに4年後のW杯を見据え、まずは「アジア版の五輪」を戦い抜く。苦戦はしたが、まずは完封発進した。【佐藤成】

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