
<巨人1-0阪神>◇12日◇東京ドーム
巨人橋上秀樹監督代行(60)が大一番で、百戦錬磨のベテラン2人をスタメン起用した。
プロ20年目の坂本勇人内野手(37)が「5番三塁」、19年目の丸佳浩外野手(37)が「7番左翼」。2人が同時に先発起用するのは、6月7日ロッテ戦(東京ドーム)以来、約3カ月ぶりだった。
「もちろん相性というのは本当はあるんでしょうけども。こういう試合になると相性というよりは、選手の格というか顔というか。そういったもので何とかできるんじゃないかというところは大いに期待していました」。
思惑は序盤に的中する。2回、ここまで6試合で2勝4敗と分が悪かった阪神村上にしぶとく食らいつく。先頭の坂本が内角低めの直球を巧みに左前へ。6番泉口が四球を選んで一、二塁とすると、7番丸はフルカウントからしっかり一二塁間に転がし、二塁封殺も一、三塁と好機を広げた。
直後、8番松本が適時二塁打を放ち、坂本が本塁へ。これが決勝点となった。
橋上監督代行は「さすがですよね。もちろん坂本選手のヒットから起点になったわけですけども。一、二塁での丸選手のセカンドゴロ。状況を動かして一、三塁にしたことはやはり攻撃のリズムとしては良かったと思います。非常に大きかったと思います」と目を細めた。
首位阪神との本拠地最終戦で勝利し、阪神戦の連敗を7で止めた。最大5あった阪神とのゲーム差を0・5まで縮め、いよいよ優勝争いの最終盤へと進む。逆転Vへ、両ベテランの存在感は増していく。
