
大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)で大関とりに挑む関脇熱海富士(23=伊勢ケ浜)について、審判部長の浅香山親方(元大関魁皇)が11日、「期待はしてもいいんじゃないかな」と話した。
両国国技館で行われた取組編成会議後に取材に応じた。4日の横綱審議委員会による稽古総見での熱海富士について「ガツガツ稽古をやってるようには見えなかったけど、体を生かして前に出るような稽古も何番かしていた。そういった相撲が本場所でも出れば、結果も出るんじゃないか」と評価した。
大関昇進の可能性には「ここ最近もっと力をつけてきている。可能性はなくはない」と言及。昇進の目安となる成績については「場所が始まれば、またみんなで話し合いながら決めていく。今はどうこうというのは言えない」と、現時点で具体的な数字を示すことは避けた。
優勝争いについても「本人も優勝するくらいの気持ちで相撲を取っていると思う。気持ちを強く持って挑んでもらえたら」と期待を寄せた。
熱海富士は夏場所で9勝6敗、名古屋場所で12勝3敗。大関昇進の目安とされる三役で直近3場所33勝まで、今場所あと12勝としている。初日は東前頭3枚目の豪ノ山(28=武隈)と対戦。名古屋場所でも初日に顔を合わせ、押し出しで白星を挙げた。2日目は西前頭3枚目の美ノ海(33=木瀬)との一番が組まれた。
