
<ソフトバンク2-0西武>◇5日◇みずほペイペイドーム
2位西武が首位ソフトバンクに連敗した。残り19試合でゲーム差は7。力量の差はあれど、ワンプレーの微妙な差で勝てる流れにできた中での連敗。7回2失点の隅田知一郎投手(27)は「あー、強いなっていうのが第一印象ですね」と負けを潔く認めた。
ソフトバンクには初回、6回と少ないチャンスでそつなく得点された。6回は2死後、近藤に粘って四球を選ばれた。最後の低めチェンジアップは振ってくれず、天を仰いだ。4番栗原も追い込みながら、低めの難しいフォークを拾われた上に、強く左中間へ飛ばされた。「もう腹をくくってました」という場面で、痛い2失点目だった。
ペナントの大事な局面でヒリヒリする真っ向勝負をした隅田だから、言える。身内批判ではない。「逆方向にホームランを打てる打者が本当に多いですし、うちにはいないレベルのバッターがたくさんいるなっていう」。打球の強さと勝負強さを兼備する栗原はこれで100打点に達した。一方で西武には50打点の打者さえいないのが現実だ。
周囲から隅田への期待は「エース」のそれに近づいている。だからこそわずか2失点が悔やまれるし、隅田の試合に勝てないのは痛恨だ。【金子真仁】
