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大谷翔平、直近10戦で打率1割台 ロバーツ監督「休ませるのは論理的」IL入り否定も休養示唆


【写真】カージナルス戦でストライクのカウントを取られる大谷翔平(AP)

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)2日(日本時間3日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(32)が、打撃面で苦境に立たされた。カージナルス戦に「1番DH」で出場し、第3打席から4打席連続三振。1試合4三振は今季ワーストで、12試合、60打席ノーアーチもド軍に移籍後ワーストとなった。投球プログラムの休止に加え、打撃の状態も悪化。ロバーツ監督は負傷者リスト(IL)入りの可能性は低いとの考えを示した一方で、数日間の休養を示唆した。

   ◇   ◇   ◇

延長10回で敗戦後、ロバーツ監督への質疑応答は、大谷の打撃不振に関する話題にほぼ終始した。下半身が粘れずにあっさり三振し、右腕を気にする姿もあった。同監督は「明らかに、本来の彼のスイングではない。本人と、トレーナーとも話して、出場できるか判断する」と語り、IL入りの可能性についても「ゼロとは言わないが、かなり低い」とコメント。いずれにしても、数日間の休養は避けられない状況となった。

大谷は出場意欲が高い。同監督も「彼は休みを取りたくない。ラインアップに入る必要がある。動けるのであればプレーすべきと思っているはずだ。その姿勢はリスペクトしている」と理解を示す一方で、「目に見えて悪い状態なら、誰の助けにもならない。そこを話すことになる」と語った。先週の敵地6連戦でも打撃不振が目立っており、直近10戦で打率1割2分8厘。「休ませるというのは、論理的とも思える。そこを見ていないわけではない」と休養の必要性を説いた。

打者・大谷が復調しなければ、破壊力があるはずの打線が機能しない。8月のチーム得点数104はナ・リーグ15球団中の13位。調整を進めてきた投手・大谷は8月末に再び、投球プログラムを停止した。これによるメンタルへの影響について同監督は「彼は、最も精神的に強い選手の1人だ。メンタルではなく、身体的な問題だと思う」とした。一方で、この日の試合前には投球の負荷が打者に影響する可能性は「ある」と考え、今季の投手復帰を断念することも「選択肢の一つ」と明かした。

3連覇を果たすには、完全復調した打者・大谷が欠かせない。「シーズン終盤、ポストシーズンに向けて、いかに彼を一番いい状態にするか。そこを考えないといけない」とロバーツ監督。出場を続けることで、復調のきっかけをつかむことは多々ある。一方で、体の状態が悪化すれば元も子もない。シーズン残り23試合。越えなければいけない試練が訪れた。

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