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【欧州CL】「クバラツドーナ」と呼ばれる男、W杯で見られない最大のスターがパリで輝く


【写真】パイエルン・ミュンヘン戦に出場したパリ・サンジェルマンのクバラツヘリア(ロイター)

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Bミュンヘン1-1パリSG>◇6日(日本時間7日)◇準決勝第2戦◇ミュンヘン

王者パリ・サンジェルマン(フランス)が、2季連続3度目の決勝進出を決めた。アウェーでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と1-1で引き分け、2戦合計6-5で制した。Bミュンヘンの日本代表DF伊藤洋輝(26)は、ベンチ入りしたが出番はなかった。パリSGは、初優勝を目指すアーセナル(イングランド)を相手に5月30日(日本時間31日)、ハンガリー・ブダペストで決勝を戦う。

   ◇   ◇   ◇

電光石火のカウンターが勝負を決めた。開始2分20秒でパリSGが先制した。立役者はジョージア代表FWの25歳クビチャ・クバラツヘリア。自陣からワンツーで抜け出すと、左サイドを一気に持ち込み正確なラストパスでデンベレの得点をアシスト。結果的に1-1のドローで終えたが、この1点が決勝点となった。

「すごく早くゴールが決まったことは本当に重要だった。デンベレがフリーになっているのが見えた。素晴らしいフィニッシュを決めてくれた」。切れ味鋭いドリブルで守備網を切り裂く。かつてエムバペが背負った7番でチーム最多のCL10得点6アシストを記録。2連覇へ止まらない。

W杯で見られない最大のスター選手だ。ジョージア代表はFIFAランキング72位。小国出身の無名の21歳は22年7月にセリエAの古豪ナポリへ加入すると、1年目に12得点10アシストと大活躍。マラドーナを擁した90年以来33年ぶりのリーグ優勝をもたらし、年間MVPまで獲得した。ついた異名は「クバラツドーナ」。25年1月に110億円超の移籍金でエムバペの後釜としてパリへ、いきなり欧州CL制覇に貢献した。

「マラドーナと比較されることはいつだってうれしいし光栄だ」。W杯という祭典はない、それでも欧州CL2連覇という大きな舞台が目の前に広がる。「決勝は人生最高の試合であり、このクラブのために全力を尽くしたい」と誓った。

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