
<ソフトバンク2-0西武>◇9日◇みずほペイペイドーム
西武の同一カード3連勝はならなかった。首位ソフトバンク相手に連勝で迎えたこの日、7回に2番手エマニュエル・ラミレス投手(31)がソフトバンク近藤に先制2ランを浴び、それが決勝点となり敗れた。
西口文也監督(53)は「完敗です」と開口一番。魔球チェンジアップを軸としたソフトバンク大津の投球術に翻弄(ほんろう)された。初回、1番の桑原将志外野手(32)が内角直球を安打に。しかし併殺打で先制機がついえた。その1安打のみで敗れた。
今季初めてパ・リーグでプレーする桑原は、大津のチェンジアップを「全然来ないっす」と表現した。ゾーンを上げて高めを狙ったものの、タイミングを崩され転倒するほどの空振りもその後2度。「浮いたボールを頑張っていこうと思ったんですけど。また次も対戦あるので対策、しっかり練ります」と話した。
前夜もソフトバンク徐に対し、序盤は直球を打線全体でしっかり捉えたものの、緩急を交えられてからは追加点がなかった。西口監督は「緩急を使う投手にやられがちなので。対策していかなければ」と昨年来の課題をあらためて強く認識。6回無失点の菅井信也投手(22)の好投に応えることができなかった。
西武が初回先頭の1安打のみだったのは、太平洋時代の75年9月20日ロッテ戦に次いで51年ぶり2度目。この試合はヒットが初回の1番ビュフォードだけだが、6回に犠飛での得点があり1-3の敗戦。スミ1安打の完封負けは球団史上初めてだった。
