
<ソフトバンク2-0西武>◇9日◇みずほペイペイドーム
西武の同一カード3連勝はならなかった。首位ソフトバンク相手に連勝で迎えたが、7回に2番手エマニュエル・ラミレス投手(31)がソフトバンク近藤に先制2ランを浴び、それが決勝点となり敗れた。
連勝で作ったバトンを、プロ5年目左腕の菅井信也投手(22)はしっかり受け取った。初回、3回、5回とピンチで強力打線の中軸を迎えながらも、最後は打ち取った。同世代の小島大河捕手(22)とバッテリーを組み、最速146キロの直球と120キロ前後のチェンジアップでタイミングを崩した。見事な6回無失点。ベンチでは西口文也監督(53)も肩をたたいて称賛するほどの投球だった。
ただ、打線がソフトバンク大津に翻弄(ほんろう)された。初回に1番桑原将志外野手(32)が安打で出塁したが、安打は7回まででその1本のみ。魔球チェンジアップに崩され、桑原もその後の打席で転倒するほどの空振りがあった。西武が初回先頭の1安打のみだったのは、太平洋時代の75年9月20日ロッテ戦に次いで51年ぶり2度目。この試合はヒットが初回の1番ビュフォードだけだが、6回に犠飛での得点があり1-3の敗戦。スミ1安打の完封負けは球団史上初めてだった。
ただ一時期のどん底状態ではない。10日からのロッテ3連戦(大宮、ベルーナドーム)で仕切り直す。
