
<東都大学野球:国学院大12-4中大>◇第1週最終日◇9日◇神宮
国学院大が2本の本塁打を含む13安打12得点で中大に大勝し、2勝1敗で勝ち点1を挙げた。
2回2死満塁から赤堀颯内野手(4年=聖光学院)の左前適時打で先制すると、3回には打者一巡の猛攻。7点を挙げ、1死二、三塁から4番坂根葉矢斗捕手(3年=履正社)が真っすぐをフルスイング。左越え2点本塁打で10点目を加えダメを押した。今季初安打となる1本に「打った瞬間、行ったと思いました」と、手応え十分だった。
先輩から後押しされた。試合前、昨年、主軸を打った渡辺嶺内野手(現NTT東日本)から連絡があった。「とにかく思い切って自分のスイングをしろ。三振してもいいから、お前のスイングで3回振って帰ってこい、と言っていただいた。その気持ちで打席に入った結果、このホームランにつながった。良かったです」。自分らしく振り、結果につなげた。
チームは今年、「新国学院大」をテーマに掲げる。その1番が打撃力の強化だった。キャンプから練習前に20本、全力での素振りを取り入れた。「毎日の積み重ねで、振る力がついてきました」と、成長を実感している。
身長17センチ、体重88キロの恵まれた体から繰り出されるパワー。その源は日曜日の手料理だ。自慢の一品は「豆乳鍋」。大好きな豆乳に、たっぷりの豚肉を入れご飯も進む。大学入学後に5キロ体重を増やしパワーアップ。飛距離も伸ばし、鳥山泰孝監督(50)も信頼する主砲に成長した。
攻撃力でつかんだ開幕カードの勝ち点。「新国学院大」が、新たな力をつけ春の頂点を目指す。
