
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):バルセロナ0-2Aマドリード>◇8日(日本時間9日)◇準々決勝第1戦◇バルセロナ
バルセロナのフリック監督(61)がアトレチコ・マドリード戦後、「レッドカードが出されるべきだった」と退場処分にならなかったプビルのハンドに対する判定に不満を述べた。
バルセロナはホームで開始直後から試合を有利に進めるも得点を奪えず、前半終了間際にクバルシがジュリアーノ・シメオネを最終ラインで倒してしまい、一発退場。このFKをフリアン・アルバレスに直接決められ、前半を0-1で折り返した。
後半、1人少ないながらもボールをキープして同点ゴールを目指すが、25分にセルロートに追加点を奪われて0-2の敗北を喫した。試合後、フリック監督が話したもようをスペイン紙アスが伝えている。
フリック監督はまず、無得点で終わったAマドリード戦について、「試合には負けたが、良いチャンスがいくつもあった。諦めるつもりはない。多くの決定機があったと思う」とポジティブに捉えていた。
続いて、試合の明暗を分けたクバルシの退場について、「レッドカードだったかもしれないし、そうでないかもしれない。十分な接触があったかどうか分からない。ボールは後ろにあった」と見解を述べた。
この試合ではまた、後半9分に物議を醸すシーンがあった。Aマドリードのゴールキックの際、GKムッソからボールを渡されたDFプビルが手で止め、プレーを再開したシーンがハンドだったかどうかを聞かれると、「相手選手がペナルティーエリア内でボールに手で触った場面で、なぜVARが介入しなかったのか理解できない。誰にでもミスはあるが、VARは何のためにあるのだろうか? PKが与えられ、2枚目のイエローカード、つまりレッドカードが出されるべきだった」と苦言を呈した。
フリック監督は最後に、アウェーで行われる第2戦に向けて、「我々は自分たちを信じている。1人少ない状況でとてもよく戦った。守るのは簡単ではなかったが、我々にもチャンスはあった」と厳しいシチュエーションの中、良い戦いができたことを強調した。
バルセロナはこの後、11日にエスパニョールをホームに迎えてダービーマッチを戦い、14日にアウェーで行われる第2戦に臨むことになる。(高橋智行通信員)
