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【虎になれ】6シーズン封じられた「ジェット風船」甲子園でスタンバイ問題も?


【写真】阪神対ヤクルト ジェット風船を飛ばして盛り上がる阪神ファン(撮影・上山淳一)

<阪神2-3ヤクルト>◇8日◇甲子園

かつての甲子園での阪神戦、7回表の様子は他のイニングと違っていた。その裏の攻撃が始まる前にファンはジェット風船を飛ばす。そのために風船を膨らませる時間のようになっていたのだ。試合と直接の関係はないけれど興行面から見ても大きなイベントだ。

ファンにとっては楽しい時間。だがグラウンドに出ている選手、特にマウンドに上がっている投手にすれば独特な状況になるという。歓声、拍手の雰囲気が一変するし、現在のようにチームが強くなかったときにはここで打ち込まれると、イニング終了を待たずに風船が上がって「あきらめのジェット風船」などと表現されたものだ。

コロナ禍により、それは6シーズンにわたって封じられた。入れ替わりの激しい世界だけに現在のナインにはその状況を知らない選手も多い。前日7日のお立ち台で才木浩人は「パンパン割れてる音が聞こえてるなあ、と思いながら投げていた」。同じく佐藤輝明も「想像以上にうるさい」などと感想を話していた。

この日はその7回に湯浅京己が登板。今季初の連投マウンドだった。そして湯浅にとっても自身初体験の「ジェット風船を控えた7回表」である。その感想は前日の2人と同じような感じだった。

「初めてです。うるさいです、パンパン割れすぎですね。別に気になるとかではないですけど」。ピシャリと3人で切ったイニングを振り返り、湯浅は苦笑を浮かべたのである。

彼が「気にならない」と言ったのは救いかもしれない。もちろん主催者側としては風船を膨らませるのは7回表が終わってから、とアナウンスしている。だがイニング間の短い時間を考えれば、正直、なかなか難しい気もするし、タイミングを合わせようと早く用意したいファンの気持ちも分からないではない。

石井大智を欠く今季、ブルペンは1つの課題だ。それでも指揮官・藤川球児は「チャンスだ」と新たな戦力の台頭を待っている。そこに加えて「風船時間」問題か。もちろん以前はそれが当たり前だったし、そう言えば大げさな気もするが昨季とは違うモードになるのは事実かもしれない。

先発ルーカスがいきなり失点したのをすぐに逆転したものの2番手の若い早川太貴が打たれ、今季初の逆転負けを喫した阪神。悔しい思いを感じながら、そんなことを考えていた。(敬称略)

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