
<東都大学野球:国学院大3-1中大>◇第1週2日目◇8日◇神宮
国学院大が終盤の勝ち越しで1勝1敗とした。
「4月8日は竹野の日」-。試合後、鳥山泰孝監督(50)が声高らかに言った。それもそのはず。同点で迎えた7回2死三塁。勝ち越しの中前適時打を放った代打・竹野聖智(せいち)捕手(4年=日本文理)は、1年前の4月8日も決勝のソロ本塁打を放っていた。2年連続でチームを勝利に導いた竹野の一振り。「あんまり覚えてなかったです」と、本人も驚きの表情を浮かべた。
一打にかける思いが強い。これまで大学で打った2本の安打がいずれも決勝打という勝負強さ。「1、2年生の時、試合に出られなくても、腐らず毎日誰よりもバットを振ろうと決めていた。どんな場面でも行けるような準備はしてきたので」。前日7日、中大に1敗した後も、映像を見直しタイミングを合わせ準備を繰り返した。「日々の練習からたくさん考え、いざ代打で打席に入った時には、無で入っているんです」。狙い通りの外角高めの真っすぐを、鳥山監督のアドバイス通り、逆方向に飛ばした。
「明日も変わらずいつでも行ける準備をしたい」。国学院大の「代打の神様」が、勝利に導く。
