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24年夏に「大社旋風」巻き起こした東洋大・馬庭優太が神宮初勝利「任された場面を投げ抜けた」


【写真】立正大対東洋大 東洋大2番手馬庭(撮影・水谷安孝)

<東都大学野球:東洋大3-1立正大-東洋大>◇第1週1日目◇7日◇神宮

東洋大が3-1で、10季ぶり1部復帰の立正大に先勝した。勝利の立役者は2番手で登板した左腕・馬庭優太投手(2年=大社)だ。2年前の夏の甲子園を沸かせた「大社のエース」が、進化した姿を神宮のマウンドで見せつけた。

5回2死満塁のピンチでマウンドに上がった。立正大の4番三好に対し、いきなり3ボールとカウントを悪くする。押し出しも許されない絶体絶命のピンチを招いたが、動じなかった。

「監督に『行くぞ』と言われたら投げるしかない」と腹をくくり、そこから3球連続で直球を投げ込んだ。最後は外角いっぱいの139キロで右飛に仕留めた。

6回以降もスコアボードに「0」を並べ、8回まで3回1/3回を無失点に抑え、リーグ戦初勝利を手にした。試合後「しっかり腕が振れるっていう感覚が少しずつつかめてきている」と手応えを口にした。最速は141キロ。目標の145キロには届かなかったものの、出どころの見づらいフォームから繰り出されるスライダー、チェンジアップと多彩な変化球で翻弄(ほんろう)した。

井上大監督(52)も「去年より腕が振れるようになっている。真っすぐの切れも上がっている」と、その成長ぶりに目を細めた。

肌寒い中、マウンド上ではカブス今永をほうふつとさせる半袖で投げ続けた。「長袖は投げづらくて。寒かったですけど頑張りました」とケロリと笑った。

大社(島根)では3年夏の甲子園で、92年ぶりの8強へとけん引した。3回戦の早実戦は自らサヨナラ打を放ち、延長11回完投し、旋風を巻き起こした。あれから2年。東洋大の主力へと成長を遂げつつある。「神宮初勝利というよりは、任された場面をしっかり投げ抜くことができたのがよかった。明日も投げられたら投げたいし、チームの勝利に向かって頑張りたい」と頼もしく話した。

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