
<東都大学野球:青学大10-2亜大>◇第1週1日目◇7日◇神宮
オリックス吉田輝星投手(24)の弟の金足農(秋田)・吉田大輝(たいき)投手(1年=金足農)が神宮デビューした。「高校時代から、神宮といえば神宮大会だったり、大学のリーグ戦で、ずっと動画とかで見て憧れていた球場でした。今日マウンドに上がることができて、新鮮な気持ちになりました」。初々しい表情を浮かべた。
6点ビハインドで迎えた7回、3番手としてマウンドに上がった。自信のある真っすぐを軸に、1回を投げ、打者3人に対し1安打無失点。「まだ全然100点には遠いピッチングでしたが、その中でも調子が悪いなりに工夫して、コントロールでカバーできた。そこは良かったと思います」。試合前から、先輩たちから声をかけられ緊張もほぐれ、自分の投球を披露。「緊張から楽しみに変わりました」と大物ぶりものぞかせた。
2月上旬には左膝の内側の靱帯(じんたい)損傷で約1カ月出遅れたが、開幕戦に合わせ調整を続け開幕戦にこぎつけた。前日、ベンチ入りメンバーを告げられると、早速、兄輝星に報告。「忙しいと思うけど、ライブ配信があるから、見られたら見て、と報告しました」。敗戦にも、いい姿を見せられた。
新たな道を歩み始めた。「今まで兄と同じ道を歩んできて、いつも『吉田輝星の弟の吉田大輝』って言われてきた。『亜大の吉田大喜』と言われるような活躍や振る舞いをして、いつか自分の名前が先に出るような選手になりたいと思っています」。亜大の吉田大輝の大学野球が今、始まった。
