
<春季教育リーグ:西武1-1ロッテ>◇4日◇カーミニークフィールド
西武の杉山遥希投手(20)が進化した姿を見せた。教育リーグ・ロッテ戦に先発し、3回を無失点にまとめた。
ロッテのスタメンは愛斗、中村、茶谷、角中、田村、安田と経験豊富なベテラン、中堅が並ぶ。その6人からの被安打は、外野の連携がうまくいかなかった茶谷の二塁打のみ。角中からは直球で、田村からはスライダーで空振り三振を奪い、愛斗も2打席目にチェンジアップで三振にした。
「右足を上げてからためずに、そのまま上げた流れで投球動作をするように変えました」という改良フォームで、球に勢いもある。右打者への145キロ近い外角球はボール気味でも振らせる球威がある。
横浜(神奈川)を卒業しプロ3年目。ここまで2年間は1軍先発チャンスを手にするも、生かせず。攻め手に欠いてマウンドで苦しんだ印象もあったが、オフから「いろいろ見直していきたいです」と話していた通り、明らかな進化を示した。菅井、佐藤爽ら若手左腕が1軍で強烈アピールに至っていない中、杉山の好投はさらなる競争を予感させた。【金子真仁】
