
<スペイン国王杯:バルセロナ3-0Aマドリード>◇3日(日本時間4日)◇準決勝第2戦◇バルセロナ
バルセロナのフリック監督(61)が惜しくも敗退したアトレチコ・マドリード戦後、「ピッチに必要だったのでリスクを冒した」とペドリを最後まで出場させた理由を説明した。
バルセロナは3日に行われた国王杯準決勝第2戦でAマドリードをホームに迎えた。第1戦の0-4の大敗により大量得点が必要な状況下、前半29分にヤマルのアシストからベルナルが先制点を決め、前半終了間際にペドリが獲得したPKでラフィーニャが2点目を記録。さらに、後半27分にカンセロのクロスからベルナルが3点目を奪うも、一歩及ばずに2試合合計3-4で敗退し、2連覇の夢が潰えた。
試合後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、奇跡の大逆転勝利に大きく近づいたAマドリード戦について「失望しているが、自分たちが見せたものに誇りを感じている。信じられないほど素晴らしい試合だったし、多くのチャンスを作り出したが、最終的に4点目を決められなかった」と残念がった。
今回のAマドリード戦が今季最高の試合であり、スペインリーグと欧州チャンピオンズリーグに優勝できると思うかという質問に対しては「一歩ずつ進んでいく。2大会ともまだ先は長い。次の試合、ビルバオ戦とニューカッスル戦に集中しなければならない。どちらも強敵だ。選手たちのことを誇りに思うと言えるだろう」と返答した。
この試合ではクンデとバルデが負傷交代を余儀なくされたことが痛手となった。フリック監督はこの2人の状態について「何が起こったのか正確には分からない。選手たちは信じられないほどの全力を尽くし、100%以上の力を出し切ってくれた。サポーターは満足そうに帰っていった。失望はしたが、彼らは素晴らしいチームを見ることができた。それは本当に素晴らしいことだよ」と説明した。
コンディションを考慮して途中交代させる予定だったにもかかわらず、最後まで起用したペドリについては「何も起こらなくてよかったよ。ペドリをピッチに必要だったのでリスクを冒した。何の問題もない。いい状態だ」と言及した。
(高橋智行通信員)
