
<WBC強化試合:阪神4-5日本>◇3日◇京セラドーム大阪
侍ジャパンの最年少23歳中日コンビが、阪神との強化試合で好投した。先発の高橋宏斗投手(23)は、最速155キロの速球を軸に2回を無安打無失点。近本をスプリットで空を切らせるなど、3三振を奪って、順調な調整ぶりを示した。「今日はすごくまとまっていて、投げてる感覚も良かったですし、本番に向けてすごくいい状態で臨めると思います」と納得の表情で振り返った。
2番手の金丸夢斗投手(23)は、合流後初の実戦登板で3回を無失点に抑えた。1イニング目の3回は1死一、二塁のピンチを背負ったが、後続をピシャリ。2、3イニング目は3者凡退に封じた。ピッチコム、ピッチクロックにも対応し「緊張感ある中で自分の投球ができた」と笑顔。パドレス松井が故障で辞退し、25日からチームに緊急招集されたが、状態の良さを示した。
ともに、WBCでは試合のカギを握る第2先発の候補に挙がる。1次ラウンドの球数制限は65球で、先発の後に複数イニング投げられる投手が不可欠となる。井端監督は「高橋投手は彼本来の投球ができたと思うし、金丸投手は3回をほぼ完璧に抑えてくれた」と評価。1次ラウンドの勝敗状況次第では、10日チェコ戦で先発する可能性もあり、さまざまな役割での登板が期待される。【久保賢吾】
