
日本ハム野村佑希内野手(25)が3日、球団を通じて一般女性と結婚したことを発表した。結婚日は非公表。「これからは家族を守る立場として、より一層の自覚と責任を持ち、野球に取り組んでいきます」と新婚の誓いを立てた。この日はエスコンフィールドで行われた全体練習に参加。練習後には一家の大黒柱として臨む今季の決意とともに、始まったばかりの新婚生活についても語った。
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ひな祭りの3月3日、野村が結婚したことを発表した。「開幕前には発表しようかなと。ちょうどいいタイミングで」と満を持しての公表。お相手は「明るく、いつも自然体で僕を支えてくれる方です。どんな時も変わらず寄り添ってくれたことに、心から感謝しています」。心境としては「より頑張ろうというだけです」。シンプルな言葉に、所帯を持った背番号5の責任感や自覚がにじんだ。
すでに始まっている新婚生活の一端についても明かしてくれた。「(料理は)早く帰った方が作る。で、作ってない方が洗う」という臨機応変な分担制を敷いているという。お互いに料理は「勉強中」だというが、なるべく「(家に食材が)あるもので作ってと言われてるので、それで作るようにはしてます。あんまり買い足すと怒られるんで(笑い)」と徐々に夫婦間のルールもできつつある。
2月は沖縄・名護キャンプに台湾遠征と長く家を空けていたが、久しぶりの帰宅時には「じゃがいもとかがあったので、ポテサラを作った」と家にあるものでササッと一品仕上げたという。ちなみに妻の手料理でお気に入りなのは「いろいろ作ってくれますけど、作り置きの『ひじき』とかの副菜系。いつ帰っても、すぐに食べられるので、かなりありがたいですね」と笑顔で感謝した。
野村自身の手料理で気に入ってもらえたものもある。「グラタンですかね。おいしいって言われました。(作るのは)オーブンに置いとくだけなんで意外と楽」。そうやって互いを支え合いながら始まった二人三脚の新婚生活。これからのプロ野球人生も「一緒に戦いたい」と見据えている。
4日からは本拠地でのオープン戦も始まる。「もらったチャンスでどれだけいいパフォーマンスができるかに集中したい」。新婚野村が、開幕へ向けてギアを上げていく。【木下大輔】
◆野村佑希(のむら・ゆうき)2000年(平12)6月26日、米ミシガン州生まれ。父の仕事の都合で3歳まで米国で暮らし「ジェームス」というミドルネームを持つ。帰国後は群馬・伊勢崎市で育つ。花咲徳栄では2年夏に甲子園優勝。18年ドラフト2位で日本ハムに入団。20年6月に1軍デビュー。昨季は101試合に出場し、打率2割6分8厘、8本塁打、35打点。187センチ、95キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸5800万円。
