
サッカーの元日本代表で、米MLS(メジャーリーグサッカー)シンシナティを2025年シーズン限りで退団したFW久保裕也(32)が3日、自身のインスタグラムを更新。「熟考の末、プロサッカー選手としてのキャリアに一区切りをつける決断をしました」と現役引退を発表した。
32歳の久保は山口県出身。京都サンガFCの下部組織からトップチームに昇格し、2011年4月24日の岡山戦でJ2リーグ戦初出場初得点。高校生だった12年2月には18歳で日本代表に初招集された。
13年6月にスイス1部ヤングボーイズに移籍し、16年1月にベルギー1部ヘントに加入した。16年リオデジャネイロ五輪世代の絶対エースとして期待を集めたが、本大会はクラブの事情もあり、代表メンバー入りはならなかった。
18年FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア最終予選では、ハリルホジッチ監督に抜てきされて初戦から2試合連続ゴールと強烈なインパクトを残したものの、西野朗監督が率いた本大会のメンバーからは外れた。国際Aマッチ通算13試合2得点だった。
ドイツ1部ニュルンベルクへの期限付き移籍を経て2020年にシンシナティに移籍。24年シーズンに10ゴールを挙げる活躍を見せるなど、米国で6シーズンに渡ってプレーした。
「これまで日本、ヨーロッパ、そしてアメリカでプレーする中で、本当にたくさんの出会いと経験に恵まれました。関わってくださったすべてのクラブ、仲間、監督・スタッフの皆さん、そしてどんな時も応援してくださったファンの皆さんに、心から感謝しています」
「そして、最後にシンシナティでプレーできたことを、本当に誇りに思っています。温かく迎えてくれた街の皆さん、クラブ、サポーターの皆さんのおかげで、最高の時間を過ごすことができました。この場所でキャリアを締めくくれたことを、とても幸せに思います」
今後については「次のステージに向けて新しい挑戦を続けていきます。サッカーがくれたすべてに感謝しながら、これまでと同じように、情熱を持って前に進んでいきます。これまで本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします」とメッセージを締めくくった。
32歳での現役引退にSNS上では「早すぎる」「びっくり」「まだやれると思ったけど残念」といったコメントが寄せられている。
