
レアル・マドリードのアルベロア監督(43)がホームで痛恨の敗北を喫したヘタフェ戦後、「勝ち点はまだ36残っている」と優勝の可能性が失われていないことを訴えた。
Rマドリードは2日にホームで行われたスペインリーグ第26節でヘタフェと対戦した。立ち上がりからボールを圧倒的にキープするも、効果的な攻撃をほとんど仕掛けられず、前半39分にサトリアーノの鮮やかなボレーシュートで先制点を許した。後半はさらに攻撃的にプレーしたもののが、最後まで相手の堅守を崩すことができず、0-1で敗れた。これでリーグ戦2連敗となり、残り12節で首位バルセロナとの勝ち点差が4に広がった。
試合後、アルベロア監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、この敗戦がリーグ優勝にほぼ別れを告げるものになったかという質問を受け、「いや、勝ち点はまだ36残っている。それらを獲得する以外の目標はないし、誰も諦めるつもりはない。それは縮められる差だと考えている。我々はマドリーだ。誰も諦めたりしない」と反論した。
ヘタフェの固い守備を破れなかったことについては、「決定的チャンスは我々の方が多かった。もっといいプレーができた試合だが、我々の方が決定機の数が多く、ビニシウス、リュディガー、ロドリゴなど、得点に値するチャンスがいくつもあった。しかし、サッカーは値するかどうかで決まるわけではない」と見解を述べた。
チームの問題点については、「パンプローナ(オサスナ戦)と今日はまったく違う試合だった。守備を非常にうまく固めた相手と対戦したので、両サイドを使い、前線でもっとアグレッシブに戦わなければいけなかった。我々はいつもビニシウスという簡単な手段を求めてしまう傾向にあるが、両サイドからの突破が必要だ。その点を修正し、改善する必要がある。低いブロックを攻める難しさについては何度も話してきたし、主審は中断や掴む行為がたくさん行われたこの試合を容認した。主審が許すことをやっていただけなので、ヘタフェを批判するつもりはない」と分析していた。
調子を落としているRマドリードはこの後、6日のスペインリーグ第27節でセルタとアウェーで対戦し、11日に行われる欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦で強豪マンチェスター・シティーをホームに迎える。(高橋智行通信員)
