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【高校野球】仙台育英・須江監督「いってらっしゃい」卒業式後に恒例1打席勝負で送り出す


【写真】マウンドに集まる仙台育英卒業生(撮影・木村有優)

胸を張って新天地へと羽ばたく。仙台育英の卒業式が1日、宮城・多賀城市内で行われた。

昨夏甲子園に出場した同校野球部は、入部当初と変わらない25人でこの日を迎えた。式後には須江航監督(42)がマウンドに立ち、毎年恒例の1打席勝負。最後は卒業生らに言葉を贈り、新たな門出を祝った。

   ◇   ◇

1打席勝負後、須江監督は1人1人と言葉を交わし、がっちりと握手した。そして「いってらっしゃい」と送り出した。「仲間という存在を大事にしてほしいです」と話した。

22年夏の甲子園で、仙台育英が東北悲願となる初の全国制覇を成し遂げた。翌年4月、期待に胸を膨らませた新入生が入部。その4カ月後には、2年連続で夏の甲子園決勝に駒を進め、準Vに輝いた。「勝って当然」「甲子園に出場して当たり前」強さを体現すればするほど、周りからの評価も上がっていった。

だが、その後は3季連続で甲子園を逃した。大きな夢を抱いて入部した新入生らも、気づけば最上級生になっていた。ラストチャンスに全てを懸け、がむしゃらに戦った。そして、険しい道を越え、ようやく甲子園切符をつかんだ。

須江監督 人間は希望が大きくなればなるほど振れ幅が出て、失望も大きくなるので。周囲の見方と自分たちの現在地や実力というところにギャップがあって、そういう大変苦しい中で一番、支えてくれたのは監督でもコーチでもなくて、同級生の仲間です。仲間に恵まれたからこそ、横道にそれたりせず、最後の夏、甲子園に出場できたと思っています。

思い描いたシナリオではなかったかもしれない。それでも、かけがえのない仲間に出会い、25人全員で高校最後の日を迎えられた。

須江監督 『周りがあってこその自分』ということを理解して卒業してほしいなと思います。その先も自分1人では何もなすことはできないので、仲間から信頼を得られるように、『あなたのことを助けたい』『あなたのお手伝いをしたい』という人を少しでも増やしてもらえるような人生にしてもらいたいです。

思い出という最高の宝物を胸に刻み、仙台育英を巣立つ。【木村有優】

○…幼少期から憧れてきた仙台育英での最後の日を迎えた。主将として昨夏甲子園に導いた佐々木は「何度でも集まりたいと思える存在です。いい仲間に出会えたので、ここに来て本当に良かったです」とチームメートへの思いを口にした。「寂しさよりも、それぞれの場所で切磋琢磨(せっさたくま)し合い、活躍を聞ける楽しみの方が大きいです」。これから先も続いていく大切な絆だ。

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