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【虎になれ】今季は勝ち越せるか…いいムードの気になる井上ドラゴンズ


【写真】中日井上一樹監督

「ここで何をしとるんですか?」。「こんにちは」とあいさつするとそう返してきたのは井上一樹だ。言うまでもない、リーグ制覇した昨年、阪神が12勝13敗とセ・リーグで唯一勝ち越せなかった相手、中日の指揮官である。

「4勤1休」開始の阪神キャンプ、5日は休日だった。「3勤1休」でスタートの中日・北谷キャンプは稼働している様子。視察…などと言うのは大げさだが元監督・矢野燿大時代にヘッドコーチを務めた井上と少しでも話ができれば、と思って足を向けた。

中日の前評判は高いようだ。高橋宏斗を中心に投手力は元々、いい。打線もメジャー通算164発の新助っ人サノーが加わり、厚みが出た。若手野手も育ちつつある。そんなところか。通りがかった井上にあいさつし、言ってみる。「今年は強いらしいやん」-。

笑いながらの答えはこうだった。「そんなの。強いなんてことはないよ」。井上政権の1年目だった昨季は4位。24年まで3年連続最下位、Aクラスは元監督・与田剛時代の20年が最後となれば強気な言葉は出てこないかもしれない。

それでも表情には活気がある。なによりキャンプの雰囲気が明るい。挟殺プレーの練習を見守った井上が「ランナーの粘りがねえな!」とゲキを飛ばすと三本間で挟まれた土田龍空が、転倒しながら最後までタッチをかわす本番さながらの動きでユニホームを汚していた。サノーも懸命にボールを追っていたし、いいムードに見える。

「そう? いつもはもっと明るいよ」。明るい感じですな、と話すと井上はそう笑い飛ばした。差し色の赤が加わった米大レンジャーズ風の新ユニホームも、元気のいい感じだ。

対して阪神はじっくり見守る指揮官・藤川球児の下、比較的、静かなキャンプかもしれない。もちろん、それも昨年やそれまでの実績があってのこと。選手は若いがチームとして熟成されつつのかもしれない。

「そりゃあ勝ったからね。雰囲気もそうなるんじゃないの」。その点について井上はそんな見立てをした。阪神コーチ時代は自ら「コミュニケーション・モンスター」と名乗り、佐藤輝明、中野拓夢らを指導した男の2年目はどうか。

阪神としても史上最速Vを決めるなど、あれだけ強かった昨季に勝ち越せなかった事実は大きいかもしれない。やはり、注目だ。(敬称略)

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