
初日からぜいたくな時間だった。松井稼頭央氏(50)が5日、臨時コーチとしてロッテ都城キャンプに合流した。
早速、志願してきたのは今季から新たに三塁に挑戦する山本だ。全体練習の後に約40分間、松井臨時コーチ自ら内野ノック受け、足さばき、グラウンドさばきの手本を見せた。「初日からあんなに動くとは思ってなかったんですけど(笑い)、監督が『先輩(ノック)行かないんですか?』っていうので。一緒に受けながら選手に感じてもらうところも含めて、少しでもなにかきっかけになってもらえればいいなという意味では、充実していた」と振り返った。ノックを受けるのは昨年11月に行われた日韓OB戦以来。「その時と違って選手たちの前で、久しぶりですからちょっとドキドキしましたね。僕なりの動きはやりました」と周囲の視線がくぎ付けになる華麗な守備を披露した。
間近で名手の動きを見た山本は「自分が捕りやすい位置に入るのがめちゃくちゃ上手で、後ろで一緒に動いてたら、自然と捕れる形がイメージできる」と感服。「明日ももう朝から予約しました」とまだまだ吸収するつもりだ。
練習を見守ったサブロー監督も「さすがですね。見て聞いてが一番早いかなと思うんで、そういう面で来てもらって助かります」と感謝した。名プレーヤーの動き、姿勢、あらゆることから学び、成長する。【星夏穂】
