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【里崎智也】ズバリ優勝予想は西武!体力面の弱さ克服へ最高の人材加入 しぶといスキのない姿


【写真】里崎氏は西武復活の鍵を握る大迫幸一ハイパフォーマンス・コーディネーターに話を聞く

今季の順位予想で西武を優勝にした。キャンプ中のアクシデントの可能性を加味すると現時点ではだが、私とすれば、満を持しての優勝予想だ。

西武には球団の特質として編成面での巧みさが挙げられる。ドラフト、トレードを駆使しながら強化してきたが、ただここ数年は主力になるとFAで他球団に流出、この繰り返しだった。それが今年は桑原、石井がFA加入するに至った。

両選手の動向を詳細に調べ、速やかに獲得に動いたところに、やはり抜け目のない西武らしさを感じる。

では、主力投手今井が抜けてなお、優勝予想したのかと言えば、課題だった体力面の弱さに、一筋の光明が差したからと私は強調したい。大迫幸一さんがハイパフォーマンス・コーディネーターとして、トレーニング部門を統括することになった。

私は12年から3年間、ロッテで大迫さんのトレーニング指導を受け、その量に裏打ちされたメニューで、夏場にも落ちない理想的な体力を身につけた。その経験は大きく、あのノウハウで、西武の選手が鍛えられれば、昨夏以降のように急激にパフォーマンスが下がることは防げると感じている。

松坂大輔から聞いた話だが、暑い暑いと言われる西武ドームで結果を出すため、松坂らは蒸し暑い室内練習場を締め切り、さらに過酷な環境の中で投げ込んでいた。なかなかの荒療治だが、一理ある。

しんどさを尺度にすれば、練習のつらさは、試合のつらさを上回ることが求められる。それが習慣となれば、試合でここぞの局面で力尽きるケースも減るだろう。そのために、練習で追い込み、真の体力を培うという図式だ。

むろん、現代トレーニングはデータ重視、あるいは体への負荷の分析など、数値を重視する側面がある。大迫さんの「量」に特化したやり方へ急ハンドルを切るのは得策ではない。それこそ、体力のない選手には逆効果もあり得るし、開幕前に疲労蓄積でつぶれてしまうかもしれない。

大迫さんはそこを加味しつつ、両者の融合を念頭においている。このキャンプではじっくり観察し、好ましいやり方を模索していると聞いた。

多少の負荷にもくじけない体力をつける、それがゴールと言えるなら、西武は唯一の弱点克服へ、非常に有効な1手を打った。南郷に足を運び、大迫さんの言葉を聞き、しぶとい西武、スキのない西武の姿がうっすらと見えてきた。(日刊スポーツ評論家)

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