
<AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)神戸1-0蔚山(韓国)>◇5日◇1次リーグ東地区◇第4節◇ノエスタ
ヴィッセル神戸が蔚山HDを下して3勝1敗とし、再び東地区の首位に立った。
前半からほとんどの時間を蔚山陣内でプレーした神戸は、序盤から立て続けにチャンスを作る。前半11分にはFW大迫勇也のボレーで先制したかと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)での確認の末にオフサイド判定で認められなかった。
セカンドボールを支配して攻撃を繰り返しながらも、なかなか得点が奪えなかった神戸だったが、後半に入って待望の1点を決める。後半13分、素早い切り替えでボールを奪うと、ゴール前で受けた大迫が右のDF鍬先祐弥へパス。ここから低いクロスを入れると、FWジェアン・パトリッキがトラップから振り向きながらの左足シュートをゴール左へ決めた。
その後は両チーム途中交代の選手が惜しい場面を迎えたが、GKの好セーブもあってスコアは動かず。1-0のままタイムアップを迎えた。
得点こそ1点にとどまったものの、神戸は力強い戦いぶりで公式戦5試合ぶり白星。神戸は今後控えるリーグ、天皇杯準決勝に良い形でつながる試合とした。プレーヤー・オブ・ザマッチ(POM)に選ばれたJパトリッキは「ゴールもうれしいし、チームが勝ったことがうれしい。次もしっかり準備して、チームのために戦って喜びたい」と笑顔で話した。
