【日本ハム】ドラフト3位東海大・大塚瑠晏が仮契約 契約金は「トレーニングに投資したい」

【写真】日本ハムと仮契約を結んだドラフト3位の東海大・大塚

契約金の使い道は“達流貯金”だ！　日本ハムのドラフト3位東海大・大塚瑠晏内野手（22）が5日、神奈川・平塚市内の同大学で、契約金6500万円、年俸1000万円（金額はいずれも推定）で仮契約を交わした。「達選手が米国での練習資金に使っている。自分も活躍したいので、トレーニングに投資したい」と、今季ブレークした同学年を意識した。

達孝太投手（21）はプロ入り4年目の今季、自己最多8勝をマーク。高卒でプロ入りした右腕に「同い年ってこともありますし、今年すごく活躍されてたので。一方的に気になってます」。ポジションは違えど、聞きたいことはたくさんある。

守備力に定評のある遊撃手。その原点はそば屋の駐車場だ。両親は栃木・鹿沼市でそば屋「大越路」を営む。「駐車場が結構広くて、そこで壁当てをずっと。守備に時間を割いてきた」と話す。大塚自身は、そばアレルギー。店の売りは「盛りそば？」と首をかしげたが、自身の売りは「スピード感のある守備」ときっぱり。プロのどんな打球も“ノーアレルギー”で軽快にさばいていく。【山本佳央】