
西武は5日、今オフのポスティングシステムについての球団方針を決定した。
メジャー希望をかねて球団に伝えてきた高橋光成投手(28)について、権利の行使を容認することになった。
高橋は22年オフの契約更改で、メジャー挑戦の希望があることを球団に正式表明。海外FA(フリーエージェント)権の取得は26年シーズン中の見込みで、現時点でのメジャー移籍は、球団が権利を持つポスティングシステムとなる。
球団は24年オフには高橋に同システムでの移籍を容認したものの、高橋側が「来年このチームで優勝したい思いが強いです」と今季の残留を選択。今季は24試合に登板し8勝9敗、防御率3・04の成績だった。
今季途中に国内FA権も取得済みで、行使の場合は11日が期限となる。またポスティングシステムの申請手続き期間も11月1日から開始済み。ただ高橋は「時間はぎりぎり使っていいところだと思うので」と決断まで熟考したい構えを10月26日に示していた。
