バルセロナのポーランド代表FWレバンドフスキ（37）がクラブ・ブルージュ戦前日、「今は将来について考える必要はない」と来季の去就について明言しなかった。
バルセロナは4日にアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ（CL）・1次リーグ第4節でクラブ・ブルージュと対戦する。試合前日にレバンドフスキが記者会見で話したもようをスペイン紙マルカが伝えた。
レバンドフスキはまず、来年6月30日で満了する契約について、「けがが完治した後、体調は良好だ。フィジカル面はとても良い状態にある。チームに合流し、3日前に短時間出場した。今最も重要なのは、チームにどう貢献できるかだ。将来については落ち着いているよ。自分の年齢でベストの選択をしようと考えている。取り組むべきことがあり、試合もたくさんある。代表チームも同様だ。頭の中にはそれしかない。ゴールを決め、チームに貢献したい」と述べた。
さらに去就について聞かれると、「急いではいない。最終的に最も重要なのは自分の感覚だ。今は将来について考える必要はない。人生ではさまざまなことが起こり得る。シーズンに集中しているよ」と答えるにとどまった。
最近、何かと話題に上がるヤマルについては、「ラミンとはよく話しているが、彼について話さないのがベストだろう。彼には時間が必要だけど、それは普通のことだ。僕はラミンではなく、自分のことを話すべきだと思う」と返答した。
また、成功を収めた前シーズンからのチームの変化については、「監督が言っていたように欠場者が多数出ている。試合に勝つことがとても重要だ。僕たちは昨シーズン、トップレベルでプレーしていたが、今シーズンそれを繰り返すのは簡単ではない。以前よりも難しい状況だけど、常に勝利を望んでいる。何としても勝たなければならない瞬間がある。ハードワークすれば、最終的に多くのものを勝ち取れるはずだ」とけが人続出の影響を受けていることを強調した。（高橋智行通信員）
