
カブス今永昇太投手(32)が、FAになることを選択した。4日、複数の米メディアが緊急ニュースとして報じた。球団側は28年までの契約を3年延長する総額5775万ドル(約86億6000万円)のオプション(選択権)を拒否。今永側は、26年に1525万ドル(約22億9000万円)で1年の契約延長オプションがあったが、これを拒否した。そのためFAとなることが決まった。今後は球団が、他球団に移籍した場合にドラフト指名権の見返りがある「クオリファイング・オファー(QO)」を提示するかが注目される。
今永はDeNAから移籍した24年に15勝3敗、防御率2・91と大活躍し、球宴出場、サイ・ヤング賞投票5位でエース格となった。メジャー2年目の今季は開幕投手を務めたが、終盤からやや不調に陥り、25試合で9勝8敗、防御率3・73だった。ポストシーズンでは2試合で0勝1敗、防御率8・10だった。
