
<とっておきメモ>
日本ハムの育成ドラフト1位、北海学園大・常谷拓輝内野手(21)が4日、札幌市内にある同大で木田GM代行と担当の白井スカウトから指名あいさつを受けた。広角に強い打球を打ち分ける打力がセールスポイントの江別出身の道産子は、目標とする選手が同じ右打者の郡司裕也捕手(27)。あこがれの存在に“追いつけ郡司、追い越せ郡司”で、1年目から支配下昇格を勝ち取ることを誓った。
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常谷は日本ハムから育成ドラフト1位で指名されると、自身のインスタグラムに「100件以上」のDMが送られてきたという。友人などはラインで祝福メッセージを送ってくれていた。インスタグラムのDMは「ほとんどファイターズファンの人たちですね」。北海道出身の金の卵が指名されたことで、多くの祝福、歓迎、激励メッセージが寄せられた。
そのDMを“既読スルー”することはなかった。「全員に『ありがとうございます』『頑張ります』って返信しました」。地元球団へ進むことに対しての期待、反響の大きさを実感した。だからこそ「ファイターズで1日でも長くプレーするために1日でも早く支配下登録を勝ち取って、ファイターズのリーグ優勝、日本一に貢献できるように頑張っていきたい」。律義な面を持つ道産子内野手は、プレーでも期待に応えていく。【日本ハム担当=木下大輔】
