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【日本ハム】“追いつけ郡司、追い越せ郡司”育成1位北海学園大・常谷拓輝、支配下勝ち取るぞ!


【写真】日本ハム育成1位指名された常谷は、指名あいさつで色紙に「克己心」と書く。左は白井スカウト、右は木田GM代行

日本ハムの育成ドラフト1位、北海学園大・常谷拓輝内野手(21)が4日、札幌市内にある同大で木田GM代行と担当の白井スカウトから指名あいさつを受けた。広角に強い打球を打ち分ける打力がセールスポイントの江別出身の道産子は、目標とする選手が同じ右打者の郡司裕也捕手(27)。あこがれの存在に“追いつけ郡司、追い越せ郡司”で、1年目から支配下昇格を勝ち取ることを誓った。

   ◇   ◇   ◇

常谷は、大志を抱いている。「今は目標ですけど、いずれは超せるような選手になっていきたい」。強打の右打者として追いかけて、ゆくゆくは追い越していきたい存在が郡司だ。

打撃スタイルは共通する。自身の打撃は「広角に長打が打てるところであったりだとか、ミートゾーンの広さや状況に応じた打撃っていうのは自分のひとつの持ち味」と自覚する。郡司も同様に広角に打ち分け、状況に応じたケース打撃も得意。さらに勝負強い打撃で4番も任され、2年連続で2桁本塁打も放った長打力も兼ね備える。

まさに常谷が目指すべき姿を体現しているのが郡司だ。「全てにおいて郡司選手はレベルの高い選手。聞けることがあれば、なんでも聞きたい」。チャンスがあれば、貪欲に見て聞いて学んで、打撃技術を吸収し、自身の成長につなげたい考えだ。

いつかは郡司と強打の右打者コンビで三遊間を組みたい。北海学園大では遊撃手だけでなく投手としてもプレーしたが、プロでは「ピッチャーとしての未練はあまりないです。野手で勝負したい。二遊間に最後までこだわりながら、やっていきたい」と決めている。捕手登録ながら三塁手もこなす郡司とはポジションがかぶらない可能性が高く、もし三遊間を組めたら「感慨深いものはあるかな」と理想的な未来を思い描いた。

この日は球団から指名あいさつを受けて、より気持ちも高まってきた。「今まではあまり実感はなかったですけど、本当に今日という日が一番、ドラフト指名されてからプロ野球選手になるんだっていう実感が湧いてきました」。まずは育成選手としてプロ野球人生をスタートさせる。1年目の目標は「支配下登録を勝ち取る」。胸の奥に“追いつけ郡司、追い越せ郡司”の精神を秘めながら、地元球団での大活躍を誓った。【木下大輔】

◆常谷拓輝(つねや・ひろき)2004年(平16)1月18日生まれ、北海道・江別出身。札幌静修では投手兼内野手として3年春の全道大会で3季通じて同校初の4強入りに貢献。北海学園大では2年春からレギュラー。4年春は全日本大学選手権に出場して打率5割をマークし、46年ぶりの全国ベスト8へ導いた。投手としてはサイドスローから最速144キロを誇るが、プロでは内野手一本で勝負する。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。

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