
阪神ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が4日、関西空港初の航空機で出国した。
47試合と出場機会は少なく22安打、1本塁打、8打点と思ったような成績ではなかったが、貪欲な姿勢で成長も見せた。ポテンシャルの高さから、契約更新の可能性も残されている。
人柄も高く評価されている。今季11人もいた助っ人勢の中でも日本語の上達が早かった。
記者との絡みは毎日のあいさつ代わり。この日も「ハンパナイッテ~。オナカスイタ」と流ちょうな言葉を披露した。出国前の取材が終わると、わざわざ報道陣に向き直り「記者の皆さんも、いつもあいさつしてくれたり、僕の冗談に付き合ってくれたりしてくれましたね。それもチームの一部だと思っています。本当に感謝しています。アリガトウゴザイマス」と大きな体を折り曲げた。
