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【ソフトバンク】山川穂高40発&キング獲得へ決意「この2年は不本意」シリーズMVP男が本格始動


【写真】フリー打撃をする山川

大台へ再チャレンジする。ソフトバンク山川穂高内野手(33)が4日、40本塁打以上でのキング再獲得を来季の目標に据えた。日本シリーズMVP男は、この日から福岡県内の球場を貸し切って本格始動。40本塁打は西武時代に3度クリアしたが、ホークス移籍後は1度もない。直近2年間の成績は「不本意」と明かし、移籍3年目となる26年シーズンでの完全復活を誓った。

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カーブマシン相手に軽々と柵越えを連発した。約200スイングで80発。山川本人も「めちゃくちゃいいですね。めちゃくちゃ調子いい。もったいない…」と苦笑いするほどだ。福岡県内の某球場。小鳥のさえずりと山川の乾いた打球音だけが周囲に響き渡った。

練習後に「この2年、不本意なんで」と心境を語った。移籍1年目の24年は34本塁打、99打点で打撃2冠を獲得。今季も23本塁打、62打点と不完全燃焼に終わったが、日本シリーズでは打率3割8分5厘、3本塁打、7打点でMVPを獲得した。5年ぶりの日本一に貢献したが「絶対に今年の成績を許してはいけない」と厳しい。見据えるのは大台再到達でのキングだ。

「そう甘くないのは分かっている」と前置きしながら「引退までに40発をもう一度打ちたい」と誓った。西武時代は18、19、22年にクリア。キャリアハイは18年の47本塁打だ。「あの時はいい感覚というのを意識することなくできた。まるで箸を持つかのような感じだった」。激しいトレーニングを積んだ上で無意識の本塁打。山川が何度も語ってきた理想だ。「本塁打王を取るなら40発は最低限いきたい。(去年は34発で)本塁打王を取って『山川らしい』って言われましたけど不本意です」。完全復活を目指す来季は、自身4度目の40発超えかつ、5度目の本塁打王獲得を狙う。

今季の不振の要因は「いい感覚がこなかったのではなく、いい感覚がくるまで練習できていなかったこと」と振り返った。体のケアに時間を割き、故障離脱こそ免れたが練習が足りなかった。多い時は1日3時間もマッサージなどに費やしていたという。練習量の必要性を改めて痛感し、早速この日から球場を借り切ってバットを振り込んだ。目の色を変えた山川が26年へ動き出した。【只松憲】

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