
<関東地区大学野球選手権大会:杏林大6-0松本大>◇準決勝◇4日◇横浜
杏林大(東京新1位)は先発の岩井拓巳投手(4年=東京成徳大高)が松本大(関甲新2位)に4安打完封勝利し、創部40年目にして初の明治神宮大会出場を決めた。神奈川大(神奈川1位)は9回2死から石崎冗二朗外野手(4年=創成館)の逆転サヨナラ弾で4年ぶり9回目の明治神宮大会出場決めた。阪神ドラフト1位の創価大(東京新2位)・立石正広内野手(4年=高川学園)は無安打で大学野球を終えた。
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杏林大の今秋、リーグ初優勝からの勢いが止まらない。立大前監督の溝口智成監督(57)は「選手たちはすごい。あっぱれな試合」とたたえた。24年1月に就任すると「場面場面には意味がある」と、1プレーごとに細かに説明。それをもとに選手たちと準備し試合に臨んだ。先発の岩井は「カットもしっかり腕を振って投げられて、打たせてとる投球ができた」と期待に応えた。
