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山本由伸、サイ・ヤング賞初候補入りも…PS成績加味されず分が悪いか…大谷4度目MVPは優位


【写真】ドジャースの優勝パレードに参加する大谷翔平

<ドジャースWS優勝パレード>◇3日(日本時間4日)◇ロサンゼルス

米大リーグ機構は3日(日本時間4日)、全米野球記者協会(BBWAA)の投票で決まる今季個人賞の最終候補者3人を発表し、ドジャース大谷翔平投手(31)はナ・リーグ最優秀選手(MVP)候補に入った。受賞すると、エンゼルス時代から3年連続4度目となる。山本由伸投手(27)は、最優秀投手にあたるサイ・ヤング賞で初めて候補入り。同賞の受賞者は12日(同13日)、MVPは13日(同14日)に発表される。

   ◇   ◇   ◇

大谷が、史上2人目の偉業にまた1歩近づいた。ナ・リーグMVPの最終候補は、大谷とシュワバー(フィリーズ)とソト(メッツ)の3人。大谷は今季、投打二刀流が復活した。打者として打率2割8分2厘、55本塁打、102打点、20盗塁、リーグ最高のOPS1・014。投手としても14試合に先発し、1勝1敗、47回で62三振を奪い、防御率2・87だった。成績からすると“唯一無二”の大谷の優位は揺るがない。

大谷を上回る56本塁打、132打点で2冠王のシュワバーだが、打率2割4分、10盗塁でOPS・928。外野守備に8試合しか就いておらず、ほぼDH専門だった。ソトは打率2割6分3厘、43本塁打、105打点、38盗塁、OPS・921だった。

投票で多くの記者が参考にするWAR(代替選手と比較して勝利数)では、大谷が7・7でリーグ2位。1位のサンチェス投手(フィリーズ)は候補外で、シュワバーは4・7、ソトは6・2。大谷がバリー・ボンズ(7度)に次ぐ、単独2位となる4度目の栄冠を手にする可能性は高い。

ワールドシリーズで史上最多タイの3勝を挙げ、シリーズMVPに選ばれた山本は、サイ・ヤング賞投票では分が悪い。記者投票は公式戦終了時で締め切られており、5勝1敗、防御率1・45と無双状態だったポストシーズンの成績は加味されないからだ。公式戦では30試合で12勝8敗、防御率2・49。10勝10敗ながら最優秀防御率で1・97のスキーンズ(パイレーツ)、13勝5敗、防御率2・50のサンチェスが有力となっている。

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