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【オリックス】岸田監督、思い出す「中継ぎの時」社会人野球日本選手権で始球式「緊張した」


【写真】四国銀行対トヨタ自動車 レジェンド始球式を務めるオリックスの岸田護監督

<社会人野球日本選手権:四国銀行-トヨタ自動車>◇4日◇1回戦◇京セラドーム大阪

オリックス岸田護監督(44)が始球式を務めた。現役時代をほうふつとさせるしなやかな腕の振りから外角高めに力強く投じた。「ちゃんとアップしてきたので汗だくです。ボール球でした、残念。練習しときます」と唇をかんだ。19年に現役引退後、6年ぶりとなる京セラドーム大阪での登板。「緊張しましたね。ブルペンも緊張しましたけどね。マウンド立つと中継ぎの時を思い出すような」と振り返った。

今大会は第50回の節目となり、「レジェンド始球式」を実施。NTT西日本で05年に同大会準優勝を経験した指揮官は、社会人時代を回想した。

「独特の空気、エース、4番の集まりというところで。そういう先輩方の練習を見て、僕も育ってきました。僕の野球人生にとっては大きな2年間だった。かなりのプレッシャーがかかるんですよね。会社の方の応援もありますし、負けたら会社に行って『すいませんでした』というようなところもやりますので。その辺のプレッシャーは独特な空気があります。限られた人数の中で、本当に野球を愛する気持ちでやっているところはすごく勉強になりました」

古巣は1回戦を突破しており、「それはもう期待しています。頑張っていただけたら。(河本)監督も僕の1個下で一緒にプレーしている監督なんでね」とエールを送った。

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