
セ・リーグ王者の阪神が早くも緊張感に包まれている。
4日から兵庫県尼崎市のSGLで秋季練習が始まり、一部の主力をのぞく1軍選手が参加中。
藤川球児監督(45)は一足早く高知・安芸キャンプに入ったため、初日は藤本敦士総合コーチ(48)が全体を見た。「各選手、今年の課題が明確に見つかっていると思うから、また春に向けてしっかりとレベルを上げていく。チームの向上のためにこの期間がすごい大事」とここからの約2週間の意義を強調した。
大きなテーマができた。ドラフトでは創価大・立石正広内野手(22)を筆頭に内外野の即戦力を指名した。ライバル関係になる選手が多数いる。同コーチは「もちろん目の色変えてもらわないと。現状で満足してもらっても絶対困るから」と、ハッパをかけた。
