
川崎フロンターレは4日、選手会主催で「ベトナム児童養護施設・小児病棟支援プロジェクト」を実施すると発表した。
川崎Fの選手らが提供する品にてチャリティーオークションを行い、その売上金でサッカーシューズ・文具セット等のグッズを購入。ベトナムの児童養護施設や小児病棟の子どもたちへ届け、支援するもの。選手会会長のGK安藤駿介(35)は「この取り組みは、選手とファン・サポーターが一体となって取り組むプロジェクトです。クラブに関わるすべての人が手を取り合い、想いを形にしていく活動にしたいと考えています」と伝えた。
これまでクラブは日本で、小児病棟を訪問してプレゼントを渡す社会貢献活動「ブルーサンタプロジェクト」を続けてきた。その取り組みを、サッカースクール事業などで交流のあるベトナムでも展開する。
安藤は「フロンターレが持つ価値と影響力を最大限に発揮し、子どもたちの笑顔につなげられるよう、クラブ一丸となって取り組んでまいります。初めての試みで不安もありますが、多くの皆さまにご賛同・ご協力をいただきながら、温かい活動にしていければと思っています」と呼びかけた。
23年オフにブルーサンタとして小児病棟を回った経験がある選手会副会長のMF大関友翔(20)は「フロンターレとしてサッカーだけでなく、社会貢献活動を通じて人と人とのつながりを生み出し、多くの方々に前向きな気持ちを届けられていると感じています。そして同時に、子どもたちの笑顔に触れるたび、私たち自身も皆さまから温かい応援とエネルギーをいただいています。フロンターレに関わるすべての皆さまとともに、子どもたちに笑顔と元気を届けられるよう、これからも取り組んでまいります」とした。
