
中日根尾昂投手(25)がナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改し200万円ダウンの1050万円でサインした。
「悔しさが残る1年だった。来季は自己最多登板だったり、開幕1軍で1軍にずっといられるように、アピールする立場なので2月のキャンプから見せられれば」と話した。
7年目の今季は背番号を7から30に変更。中継ぎとして5月1日に昇格し、3試合無失点も5月20日DeNA戦(横浜)で今季初のイニングまたぎの2回2/3を投げ5失点で2軍に降格した。1軍での今季成績は4試合、0勝0敗、防御率7・94。
2軍では42試合に登板し3勝3敗1セーブ、0ホールド、防御率2・68だった。「夏場から体の軸がブレたりしたので、来季はそうならないようにトレーニングメニューも考えています」と、シーズンフル回転できる体をつくっていく。
二刀流球児として大阪桐蔭から18年ドラフト1位で中日に入団し、遊撃手、外野手だったが、22年6月に投手へ転向。今季は中継ぎ専任だったが「もう、とにかく必死に。結果がすべてなので。どんどん若い選手も入ってくるので、自分の登板で信頼を勝ち取れるように」と強い決意で来季も中継ぎとして1軍を目指す。(金額は推定)
