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【阪神】投手力向上へ2週間で600球の投げ込み指令「投げることが仕事ですから」久保田コーチ


【写真】ブルペンで投手らを確認する久保田2軍投手チーフコーチ

阪神の秋季高知・安芸キャンプで、久保田智之2軍投手チーフコーチ(44)が、1日から17日の打ち上げまでの約2週間で600球の投げ込みを命じた。

この日もブルペンではミットを鳴らす音が止まらなかった。椎葉、木下ら7人がキャンプ初日からの3連投するなど、早くも通算200球超えが続出した。

「投げることが仕事ですから、投げないと。何でもそうじゃないですか。国語でも算数でも勉強するから点が取れるわけであって、違うことやっても投げることの点数は上がらないと思う。今はゲームに合わせた投球じゃなく、技術を向上させる投球として、しっかり投げてもらいたい」

久保田コーチは現役時代、藤川監督と勝利の方程式「JFK」の一角を担って05年のリーグVに貢献し、07年にはプロ野球記録の90試合登板を果たした。投げ込みでタフなボディーを作り上げた経験が、投手陣の底上げに必要と感じている。

圧倒的な力でセ・リーグを制したが、日本シリーズはソフトバンクに4連敗。力の差を痛感した。セでも追われる立場となる来季は、投手陣のパワーアップなくして連覇は厳しくなる。肩は消耗品とも言われるが、バランスも取りながら投げて鍛えることが一番の肝になる。投げ込み全盛時代と比べ、約2週間で600球は少ないかもしれないが、久保田コーチは今の最低ノルマと考えている。

4日から藤川監督が安芸キャンプに参戦する。指揮官は右リリーフ補強を大きなテーマに掲げている。アピール合戦がヒートアップする。【伊東大介】

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