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【高校野球】神戸国際大付が16年ぶり近畿制覇 V打&好救援の橋本大智「お前だけやぞ」に奮起


【写真】智弁学園対神戸国際大付 8回裏神戸国際大付2死一塁、橋本が左中間適時二塁打を放つ

<高校野球秋季近畿大会:神戸国際大付7-6智弁学園>◇3日◇決勝◇さとやくスタジアム

神戸国際大付(兵庫1位)が智弁学園(奈良1位)に競り勝ち、16年ぶり3度目の優勝を決めた。背番号10の橋本大智投手(2年)が6回途中から好救援。3回2/3を無失点に抑えると、8回に自ら決勝打。投打で近畿の頂点に導いた。

6-6の6回1死二塁から3番手で救援。2死一、三塁となりながらも後続を断ってピンチを脱すと、その後も走者を背負いながら無失点と粘った。打席では8回2死一塁から左中間へ決勝の適時二塁打。直前に主将の井本康太捕手(2年)が右前打でつないだ中で、直球を捉えた。「感触は良かった。気持ち良かったです」と歓声を浴びた。

自ら援護点を挙げて1点リードとなった9回も続投。2死から三塁打を浴びたが、最後はスライダーで空振り三振に仕留めた。「今日はスライダーが良かった。めちゃくちゃうれしかった」。橋本を中心にマウンド上で歓喜の輪ができた。

例年通り打力が持ち味のチームながら、今年は投手力も光った。今秋の公式戦ではこの日の試合前まで10試合を戦い、わずかに7失点。兵庫大会ではエース左腕の秋田依吹投手(2年)が決勝戦で市尼崎から完封勝利など、大車輪の活躍をした。近畿大会では準々決勝・橿原学院戦で背番号11の左腕、宮田卓亜(とあ)投手(2年)がノーヒットノーランを達成。背番号12の右腕、豊岡速伍投手(2年)も準決勝で大阪桐蔭に6回1失点と好投した。

コーチから橋本には「お前だけやぞ」と奮起を促され、闘争心に火が付いた。青木尚龍監督(61)も「先頭バッターが出てという展開で0点で抑えてきたのが良かった」と踏ん張りをたたえた。

同校16年ぶりの近畿大会優勝。青木監督も「本当に感無量です」と喜びに浸った。明治神宮大会では東海大会を制した中京大中京(愛知)と15日に対戦する。橋本は「投げさせてもらえるようにしっかりやって、暴れたいです」と活躍を誓った。今秋のドラフト会議で楽天7位指名を受けた阪上翔也(近大)を擁した21年夏の甲子園以来となる全国大会で、近畿王者が暴れ回る。

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