
<ドジャースWS優勝パレード>◇3日(日本時間4日)◇ロサンゼルス
ドジャースのワールドシリーズ(WS)優勝パレードが、ロサンゼルス市内で始まった。デーブ・ロバーツ監督や選手たちがバスに分乗し、市内の目抜き通りを進んだ。
ブルージェイズとの歴史的な熱戦となった今WSは、日本人選手が活躍した。山本由伸投手(27)は3勝0敗でMVP。勝った方が優勝の第7戦では同点の9回1死一、二塁から中0日で救援登板し、11回まで無失点に抑え胴上げ投手となった。
バス上で地元テレビ局のインタビューに応えた山本は、「最高の時間。すごく盛り上がっていてうれしい。チームメートに感謝したい」と話し、MVPのトロフィーは「試合後の僕には重たかったです」と笑わせた。
大谷翔平投手(31)は第1戦での本塁打を皮切りに計3本塁打、5打点、打率3割3分3厘。第3戦では2本塁打2二塁打、4敬遠、1四球で全9打席出塁を果たした。投げても2試合に先発した。
パレードでは、真美子夫人と一緒にバスに乗り、沿道を埋め尽くした大勢のファンに笑顔で手を振るなど、リラックスした表情をのぞかせた。
佐々木朗希投手(23)は2試合に救援登板し、計2回2/3を投げ、3安打無失点、防御率0・00だった。
4勝3敗でド軍は2年連続9度目のWS制覇。連覇は球団初で、メジャー全体では98~00年ヤンキース以来15チーム目の快挙となった。
