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来秋ドラフト候補の立命大・有馬伽久「迷惑をかけてきて…」最後は3球三振で4回10K0封


【写真】奈良学園大対立命大 2番手で登板した、立命大・有馬

<関西地区大学野球選手権:立命大2-0奈良学園大>◇3日◇第2代表敗者復活戦2回戦◇GOSANDO南港

10年ぶりの明治神宮大会出場をかけ、残り2勝が条件の立命大(関西学生)が、0封リレーで第2代表決定戦に進出した。

先発の高橋大和投手(2年=社)は3、5回に2死満塁とピンチを重ねながらも要所を締めて、5回3安打無失点。

「この秋は、迷惑をかけてきて後がない状況」と2番手の最速150キロ左腕、有馬伽久(がく)投手(3年=愛工大名電)は4者連続奪三振を含む4回1安打10奪三振無失点。来秋ドラフト候補はスライダーを中心に低めに変化球を集めた。今春防御率1点台を記録するも、今秋8試合39回2/3を投げ防御率3点台に落ち込んだ。この日「技術どうこうじゃなく、気持ちで抑えられる」と己を信じた。

「追い込まれる場面までに打つ印象」の相手打線を冷静に処理。9回にはこの日初めて走者を許し、振り逃げと左前打で2死一、二塁のピンチを招くも、最後の打者を3球でピシャリと空振り三振に。「初球の入り、追い込み方含め、丁寧に」。下級生から中心投手を担う有馬が、自慢の強心臓とキレのある変化球で中継ぎ起用に応えた。

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