
米NBCスポーツ電子版が2日(日本時間3日)、今オフのFAトップ100ランキングを特集し、ヤクルト村上宗隆内野手(25)が12位、巨人岡本和真内野手(29)は23位に入った。どちらもポスティングシステムでメジャー移籍を目指す見込み。
村上については「3年前、22歳のときに日本プロ野球の新記録となる56本塁打をマークしたときは世界屈指の選手に見えた。その後、打率は2割5分4厘、三振率は21%から29%に悪化した」と懸念を指摘しながらも「パワーは突出しているし、MLBの公式球は彼に合うだろう」と指摘。契約は5年総額1億2000万ドル(約180億円)と予想した。
岡本については「ムラカミの22年のような成績を上げたシーズンはないが、打撃は安定している。メジャーでも30本塁打は無理だろうが、安定的に得点力を期待でき、ムラカミより安全な投資になる」と評価。契約は3年総額5400万ドル(約81億円)と予想した。
この他の日本人選手では、オプションが破棄された場合にFAになるカブス今永昇太投手(32)が25位で、契約予想は2年総額4000万ドル(約60億円)。オリオールズからFAとなった菅野智之投手(36)は61位で契約予想は1年800万ドル(約12億円)としている。
