
FC町田ゼルビアの黒田剛監督(55)が3日、アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグ第4節メルボルン・シティー(オーストラリア)戦に向け、町田市立陸上競技場で公式会見に臨んだ。
ここまで1勝2分けで4位。前節の初勝利に続き、今回はサポーターへホーム初勝利を捧げたいところ。黒田監督は「4戦目になって慣れてきた。初勝利も挙げて自信にもなっている。(日程的に)時間も空いてリフレッシュできたし、いい準備ができている」と手応えを口にした。
メルボルンの印象については「オーストラリアを代表する歴史あるチーム。フィジカルも強く、大きい選手も多いのでそこで圧倒されないよう我々のサッカーをやりたい」。また、今回の対戦を前にメルボルンを地図で確認し、自身のエピソードを添えた。「29年前に新婚旅行で訪れた。ちょうど11月でした。そんなことも思い出しながら確認しました。思い出のある地でもありますし、本当に(青森山田での)監督が始まった時から訪れていた運命的な国でもあるので、ありがたさを感じながら試合に臨みたい」としみじみと話した。
また、同席したMF増山朝陽は「ホームでやれる幸せを感じながら勝ち点3を取りたい。少し試合まで時間ができたので、課題と向き合うことができた。自分たちの強みをさらに出したい」と意気込んだ。
