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山本由伸の個人トレーナー矢田修氏「今日の方が状態いい」前夜登板後から調整し、連投可能に


【写真】世界一を決め、MVPに選ばれたトロフィーを掲げる山本由伸

<ワールドシリーズ:ブルージェイズ4-5ドジャース>◇第7戦◇1日(日本時間2日)◇ロジャーズセンター

【トロント(カナダ・オンタリオ州)1日(日本時間2日)=斎藤庸裕】ドジャース山本由伸投手(27)が、伝説的な力投でチームを2連覇に導いた。ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦で、同点の9回1死一、二塁から登板。6回96球を投げた前日からの連投で、延長11回まで無失点に抑えて胴上げ投手となった。今WS3勝0敗、防御率1・02で、日本人では09年松井秀喜(ヤンキース)以来2人目のMVPに輝いた。

   ◇   ◇   ◇

山本は、オリックス時代から師事する個人トレーナーの矢田修氏への感謝を繰り返した。「先生に最後、ブルペンで投げる姿を見せるだけでも、勝負っていうのは何か空気が変わったり、そういうのもある感じで。どんどん(気持ちを)乗せられました。本当に感謝してます」。前夜の登板後から同氏の治療を受けながらコンディション調整を続けたことが、中0日の救援を可能にした。

プロ入り後、山本は登板後に肘の張りがとれず悩んでいた。そこで同氏に出会い「この人に教わったら、すごい球が投げられるようになりそうって、話していてめっちゃピンときた」。18歳の頃から独特のトレーニングを続け、登板間隔が短くても問題なく投げられる体の強さを獲得した。

今季も定期的に指導を受け、絶大な信頼を寄せる。矢田氏も山本に「僕はもう60歳過ぎてるから、素直に聞いてくれます。ありがたい。よくできた孫なので」と感謝。この日の登板には「普通の運動論から言うと考えにくいと思うんですけど、昨日より今日の方が(状態が)いい。おかしいですよね。それだけ今日、勝ちたい、勝つためには自分のできる事をしなければいけないっていう意識が固まっていた。だから体もスムーズに動いたんだと思います」と振り返った。

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