
<DeNA1-2阪神>◇27日◇横浜
DeNA山本祐大捕手(26)がアクシデントに見舞われて途中交代した。
4回1死一塁、先発の東克樹投手(29)が阪神大山に左中間を破る二塁打を打たれた。この当たりに一走・森下が本塁まで突入。ボールの返球を山本が捕球すると同時にスライディングする森下とホームベース付近で交錯した。
この瞬間、左手が森下の勢いに持っていかれるような形となってボールも落球。山本は痛みをこらえてその場でうずくまった。
ベンチからトレーナーらが慌てて飛び出し、ベンチ裏で治療。しかし約3分後に再びグラウンドに姿を見せ、出場を続けた。
しかし6回の守備から松尾と代わってベンチに退いた。三浦大輔監督(51)はテレビインタビューで「(山本は)口には出さなかったですけどあそこで交代させました。(状態は)まだこれから見てみないと分からないです」とした。
試合後の囲み取材では「クロスプレーで左肘を痛め、いまトレーナーに見てもらっています。しばらく様子を見てからになると思います」と説明した。