
<DeNA2-3阪神>◇26日◇横浜
3位のDeNAが、首位の阪神に痛恨の逆転負けを喫したが、「横濱漢祭 2025」の応援総長を務めた角田信朗氏(64)のパフォーマンスによって、スタンドのファンが敵、味方関係なく、一体となって、大盛り上がりだった。
試合は、2点リードの9回にDeNA守護神の入江が阪神佐藤輝の犠飛、大山の逆転2ランでリードを守りきれず、DeNAファンにとっては悪夢のような敗戦。応援総長を務めた角田氏は、勝利した阪神ファンをたたえながら、敗れたDeNAファンにも熱いメッセージを送った。
グラウンドで開催された試合後ショー「気炎万丈熱闘灼熱熱波漢炎舞(きえんばんじょうねっとうしゃくねつねっぱおとこえんぶ)」の前に、角田氏が両チームのファンに送った熱すぎるメッセージの全文は以下の通り。
「まずは、こよいの戦い、ほえる虎、さすがであったな。勝ち続けるチームの勢いというのは、こういうことであったか。そして、タイガースファンの応援、見事であった。横浜DeNAベイスターズよ、無念であったな。そこでテンションを落として、どうする。思い出せ。昨年の「横濱漢祭」、それがしが駆けつけた時、横浜DeNAベイスターズは4位であったな。そこから日本一に駆け上がったのではなかったのか。おぬしらが、ここで勢いを落としてどうする。おぬしらの声援が必要なのじゃ。勝負は水物。勝つ時も負ける時もある。そして、うれしい時もあれば、悲しい時もある。人生とはそういうものだ。ならば、試合が終わればノーサイド。この後は勝ち負けなしに、ともにこの漢祭を楽しんでくれるか。一緒に歌ってくれるか。もっと声を出して歌ってくれるか。おーい! おーい! おーい!」