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【阪神】中野拓夢“エリア51”見せつける超美技に敵地沸く 3イニング連続併殺にすべて関わる


ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト1死一、二塁、赤羽の打球を捕球した後、二塁へ送球する二塁手中野。左は右翼手森下(撮影・鈴木みどり)

<ヤクルト8-1阪神>◇3日◇神宮

阪神中野拓夢内野手(29)が、敵地でファンを沸かせた。守備では2回に“エリア51”の広さを見せつける、スーパーキャッチ。初回から3イニング連続の併殺に、すべて関わった。5回には2試合ぶりの安打をマーク。敗戦の中でも、虎の背番号51が躍動した。

「捕れると思って追いかけている。投手を救うプレーができて良かった」

2回1死一、二塁。ヤクルト赤羽の打球はふらふらと右翼前方へ。ポテンと落ちて適時打になるかと思われた当たりに、二塁手の中野が全力で背走。左手を伸ばしボールをつかんだ。捕球後すぐ回転して二塁へジャンピングスロー。飛び出していた走者もアウトとし、相手の先制を阻止した。

初回は遊ゴロ併殺。3回は二直でスタートを切っていた一塁走者もアウト。3イニング連続で併殺を奪った。すべてに絡んだ中野は「守備からのミスでチームが大きく崩れることもある。とれるアウトは確実にやりたい」と話した。

5回には1死走者なしから、甘い変化球を捉え右前打。打率は2割8分6厘で、この日リーグトップに浮上の近本に1厘差の2位だ。ただ、その後の走塁死に「状況等も考えながら今後はやりたい」と反省した。

チームは本拠地甲子園を離れる「長期ロード」の最初のカードを勝ち越し。「8月に入って、本当に大事な戦いとわかっている」と力を込めた。頼もしい選手会長が、攻守で引っ張る。【塚本光】

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